ユーザーインタビュー

対象機種:オートメモ

自動で文字起こしされる「逐語記録」で授業内容を確認教員のスキルアップ、働き方改革に最適なツール

静岡県にある私立知徳高等学校で情報ビジネス科の教員を務める伊澤敏之さん。教師歴は15年。現在は3年生の担任として、忙しい日々を過ごしておられます。教職は多忙だと言われていますが、お話を伺うとまさに毎日が時間との戦い。そこで、昨年末に入手された「オートメモ」を、業務時間の短縮に役立てているそうです。どんな場面で役立ったのか、また、実際に使ってみた使用感はどうなのか、リモートインタビューにて実感を伺いました!

大変な労力がかかっていた授業の文字起こしが自動的にメールで届く!

──オートメモの存在を知ったのはどのような経緯だったのでしょう?


伊澤さん:昨年の12月頃にFacebookで広告を見かけたんです。それで「これは便利だ!」と思い、すぐに購入しました。



──これまでも、ICレコーダーなどを使う機会があったのですか?


伊澤さん:授業を録音して、話している内容をチェックするために使っていました。学校教育の現場では、授業改善のための研修の一環として、授業の「逐語記録」というものを行っているんです。録音した授業を文字に起こして、余計な言葉を使っていないか、的確な言葉で説明できているか、生徒に伝わる授業ができているかどうかを確認するんです。私はその研修の担当となったので、自分自身の授業やほかの先生方の授業を文字起こしして、会議でシェアしたりしていました。



──逐語記録として授業を文字起こしするとなると、かなりの時間がかかるのではないでしょうか。


伊澤さん:そうですね。週に1〜2度なんですが、1時間分の授業の録音を文字起こしするだけでも、大変な時間がかかっていました。



──その授業の記録にオートメモを導入されてみて、かかる労力はどうなりましたか?


伊澤さん:だいぶ楽になりましたね! 授業が終われば、自動的に録音した内容が文字起こしされてメールで届くので、今までの負担がだいぶ減ったのを実感しています。思い切って購入してみましたが、もう元が取れたと思っています(笑)。



──伊澤さんは情報の授業を担当されていますが、オートメモのAIによる文字起こしにどのような感想を持たれていますか?


伊澤さん:学生時代、大学院での専攻は情報系でしたが、20年ほど前にはAIによる文字起こしは最先端の技術で、専門の研究室がテーマにするような分野でした。それが今は手の届く価格で一般の人が使えるなんて、情報技術の進化には驚きますね!

Wi-Fiで飛ばせるのが便利! その日の授業がすぐ会議で共有できるスピード感

──授業を録音されるときは、どのような環境で使われていますか?


伊澤さん:教壇の上に置いて録音しています。マイクをつないで録音してみたこともあるのですがどちらでも文字起こしの精度は十分だったので、オートメモをそのまま置いて録音していますね。教壇の上なら私がいちばん近い距離にいますしね。



──具体的に、文字起こしの精度について感想をうかがえますか?


伊澤さん:100%ではありませんが、ある程度、高い精度で文字にしてくれるという印象です。例えば、「全国商業高等学校協会」というような漢字がたくさん続く固有名詞もちゃんと聞き取って文字にしてくれていました。また、ビジネス基礎の授業で使う「ノンバーバルコミュニケーション」や「GDP」というような専門用語も、正確に文字にしてくれていますね。
うまく文字起こしできていない事例と言うと、「あ、じゃあ」と話し始めたのを「アジア」と変換されていたといったケースですが、それはむしろ「自分が授業で余計な言葉を使っていたな」という確認になっています(笑)。もちろん、これからも精度は限りなく追求してもらえるとうれしいですが、これまで文字起こしに何時間もかけていたことを思えば、この精度があれば十分です。



──オートメモ本体の操作性はいかがでしょうか?


伊澤さん:直感的にわかる簡単さはいいですね。スマホが使える方なら、誰でも問題ないのではないでしょうか。ほかの先生にオートメモで授業を録音してもらうこともあるのですが、初めてでもすぐに使えていました。



──オートメモはスマホやタブレットとの連動が前提ですが、その点はご不便ではないでしょうか?


伊澤さん:本体に画面があると、かえって操作に迷うこともあると思います。むしろ本体はボタンだけで、いろんな操作はスマホやタブレットの大きい画面でという方が便利に感じました。たくさんファイルがあっても日付や録音時間もひと目で確認できて助かります。



──アプリについて、使ってみて便利だと感じられた機能はありますか?


伊澤さん:スロー再生など再生速度が変えられますが、逆に急いでいるときは早く再生することもできますし、文字起こしされたテキストをタップするとその部分から再生できるのも便利ですね。また、72言語に対応しているということで、英語の授業の録音にも使ってみたところ、問題なく文字にしてくれました。



──特に便利だと感じられた機能は何ですか?


伊澤さん:やはりWi-Fiで飛ばして、自動的に文字起こししたデータがメールで送られてくれるところですね。わざわざパソコンにつなぐ手間もありませんし、本当に今までの文字起こし作業がずいぶん楽になりました。Wi-Fiにさえつながっていれば、授業後に少しすれば授業の文字起こしが送られてくるというスピード感です。文字起こしは十分に内容が把握できるくらいの精度があるので、特に手直しをせず、そのままスマホやタブレットをプロジェクターにつないでその日の会議の資料として使っています。

生徒のグループ授業に活用すれば、伝える能力を伸ばすためにも有効なツールになる

──あって良かったと実感されたシーンはありますか?


伊澤さん:やはり自分の授業改善に役立つところですね。また、教員としては何より、時間の短縮になるところが大変助かります。私たちの仕事は、実は書類作成がとても多いんです。オートメモを導入したことで会議の議事録も楽につくれるようになりましたが、書類作成にかかる時間を短縮できれば早く帰れるようになります。教員の中には、長時間労働で体調を崩す方も多いと聞きますし、こういったツールをうまく活用して労働環境を改善できればいいですよね。また、こんな時代ですから、ドライブレコーダーのように自分の授業が記録に残っていれば、万が一、何か問題が起こった時にも安心ということもあるかもしれません。すべての教員の方にぜひすすめたいです。



──これから「こんなことに使ってみたい」と想定しているシーンはありますか?


伊澤さん:パッと思いついたアイデアを録音しておくのもいいですね。日付や時刻付きでアプリに自動的に蓄積されますし、自分のメールにも届きますし、ボイスメモとして使えるのではないでしょうか。ほかにも、趣味で少しスペイン語もやっているので、自分の語学力チェックに使っても楽しそうだなと思います。 また、今日お話ししていて思ったのですが、生徒の能力を伸ばすためにも使えそうですね。今の学校教育では、先生の話を聞くだけの授業は減っていて、伝える能力を伸ばすカリキュラムも授業に組み込まれているんです。例えば私の授業では、生徒たち自身でアプリをつくり、それをグループでプレゼンするということを行っています。お互いに話し合ってリフレクション(振り返り)をして、教え合うという授業形態なのですが、そこで自分で話したことをチェックしたり、説明の評価をするのにも使えますね。グループで話し合う授業では、有効なツールになると思います。